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10月17日 何かが失われたとき、思いっきり泣く
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
何かが失われたとき、思いっきり泣きましょう。誰か知っている人が亡くなったとき、思いっきり泣きましょう。手術をして体の一部を切り取ったとき、思いっきり泣きましょう。失恋して恋人を失ったとき、思いっきり泣きましょう。親子の縁を切ったとき、離婚したとき、子どもが家を出ていったとき、友だち関係を切ったとき、仕事をやめて同僚と別れるとき、卒業して別の世界に行くとき、依存していた人やアルコールなどの物質を捨てたとき、思いっきり泣きましょう。
失われた人、物、事への悲しみを表現するグリーフ・ワーク(嘆きの仕事)は、大切な一過程です。悲しみをすっきり流し去ることができないと、新しい一歩を踏み出すことが難しくなります。
涙は、深い傷を癒してくれます。「泣いちゃだめ」「しっかりしなさい」などと止めてしまわないで、自然に止まるまで泣いてみましょう。泣けなかったら、大きな声を出して、悲しみを表現してみましょう。
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