リプロセスカウンセラー認定
STEP 1
西尾リプロセス心理臨床研究所が主催する
「リプロセスカウンセラー養成講座」を受講して研修生になる。
「リプロセスカウンセラー養成講座」とは
1)研究所または認定リプロセストレーナーによるレクチャーと、実際の『リプロセス・リトリート®』ワークを認定トレーナーの指導の下に実施して、必要なスキルを習得します。実際のクライアントにはワークをしません。ワークは研修生同士で行います。
2)養成講座を受講すると、スーパーバイザーの指導のもとアシスタントをつとめることができます。その際、スーパーバイザーの判断で実施する内容に制限を受ける場合があります。
3)養成講座は認定審査の機会でもあり、研修生は次の認定審査までに必要な研修を受けるよう、示される場合があります。
養成講座を受講できる人の条件
1)臨床心理関連の大学院修士課程以上(社会福祉、看護学、教育、医学などを含む)修了、又は在学中で、実習も含み10ヶ月以上のカウンセリングの臨床経験があること。
2)1)の条件を満たさない場合は、心理学、精神保健・社会福祉学、看護学、教育、医学系の大学、短大、又は専門学校を卒業し、2年以上のカウンセリングの臨床実務経験があり、研究所資格認定委員会で適切と認められた者。
3)倫理やトラウマ講座のコースを受講していること、又は研究所の資格認定委員会で認める同等の知識があること。
4)基本的なカウンセリング技術の訓練を受けていること。
5)1回(6時間)以上、自分自身の『リプロセス・リトリート®』を経験していること。
6)研修申請書(臨床経験内容などについて)を提出すること。
STEP 2
研修生として活動する。
1)研修生は年1回以上、研究所主催の養成講座を受講し、『リプロセス・リトリート®』の基礎的なスキルの研修をします。
2)養成講座を受講後は、研修生として、認定リプロセスカウンセラーや認定トレーナーの開催する『リプロセス・リトリート®』ワークショップにアシスタントとして参加します。場合によって、実際のクライアントとのワークは個別的に制限されることもあります。
3)研修生は学習グループを作り、研修生同士で練習することが望まれます。
STEP 3
リプロセスワークの実習研修を受ける。
【実習研修】とは
研究所の開催するワークショップ、または各地域の認定カウンセラー又はトレーナーが主催するワークショップにアシスタントとして参加して研修をします。 その際、認定者から指導を受けることができます。
STEP 4
リプロセスカウンセラー認定審査を受ける
【リプロセスカウンセラーの認定を受ける条件】
1)認定を受けるまでに、自分自身の『リプロセス・リトリート®』を3回以上経験していること。
2)トレーナーの下でワークをするという条件のついた研修生として、『リプロセス・リトリート®』の実習を経験して、基本的なスキルを身に付けており、ワーク全体を実施する力があること。
3)上の二つを満たしている場合、指導を受けている認定トレーナーから推薦を受けること。
【認定リプロセスカウンセラーになると】
1)研修生のコンサルテーションができます。
2)『リプロセス・リトリート®』の実施要領に基づき、『リプロセス・リトリート®』ワークショップを開催できます。
3)年に1回の公募のワークショップ開催が義務付けられています。2-3人以上のカウンセラーで共同しても構いません。
4)年に1回の研修の受講が義務付けられています。
5)4年ごとの認定の更新があります。
STEP 5
リプロセストレーナー認定審査を受ける
【リプロセストレーナーの認定を受ける条件】
1)運営委員会から適切と認められた認定カウンセラーで、認定トレーナーからの推薦があること。
【認定トレーナーになると】
1)年に2回の公募のワークショップ開催が義務付けられています。2−3人以上のトレーナーで共同しても構いません。
2)認定カウンセラーや研修生のコンサルテーションをすることができます。
3)年に1回の研修の受講が義務付けられています。
4)4年ごとの認定の更新があります。