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4月22日 “怒り”について
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
今日は、”怒り”について少し考えてみましょう。
“怒り”は、とても複雑な感情です。悲しさ、苦しさ、楽しさ、寂しさなどはシンプルな感情で、それを持っている人だけに属します。しかし怒りは、その人の感情であるだけでなく、その表現は防御であると同時に攻撃ともなります。
あなたの人権が侵害され、命が危険におかされたときには、怒りの表現は、絶対に必要です。また、長い間しいたげられ、虐待を受けてきた人にとって、怒りは回復の過程の一つです。
しかし多くの場合怒りの爆発は、相手への攻撃、虐待となります。
すると相手は傷つき、防御的になったり、怒りで反撃したりします。
そこでは健全なコミュニケーションはストップしてしまいます。
たいていの場合、怒りの下には、ほかの感情があります。たとえば、傷ついた感じ、裏切られた感じ、自分がわかってもらえなかった感じ、認め受け入れてもらえなかった感じなどです。
激しい怒りを感じたら、その場で爆発させないで時間をおきましょう。「いまは気が転倒しているから、少し気を休ませてからお話します」と言って、深呼吸をしましょう。そしてこの怒りの下にある感情は何なのかを考えてみましょう。相手とコミュニケーションができるくらいに落ちついていたら、この怒りの下にある感情について話しましょう。
もし、怒りが大きすぎたら、無理に話を続けようとせず、次の機会にしましょう。
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