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リプロセスカウンセラーになることによってグループでの効果的なトラウマセラピーを行うことができるようになります。トラウマは人に孤立と分断をもたらします。人間関係でのトラウマを受けた人は回復過程においてカウンセラーと1対1での信頼関係を築けるようにはなっても、複数の人との関係に不安を感じがちです。
安心できるグループでグループメンバーからのサポートを体験しトラウマを解消していく機会をカウンセラーは提供することができます。また、1対1での個人セラピーと並行してリプロセスリトリートを行うことができるので、個人セッションとグループセッションが互いに相乗効果を生み出していることに気づくでしょう。
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リプロセスリトリートはしっかり構造化され理論に基づいたセラピーです。従って、リプロセスカウンセラーとなることによってトラウマセラピーの体系を学ぶことができます。
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リプロセスリトリートは様々な療法を取り入れた統合的セラピーですので、リプロセスカウンセラーとなることによって様々な心理療法のスキルを習得することができます。そしてそれらのスキルは個人カウンセリングにおいても応用することができセラピーの幅が広がるのでカウンセラーとしての自信につながるでしょう。
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リプロセスカウンセラーになる過程ではカウンセラー自身も必ず自分のトラウマのセラピーを体験するので、自分自身を見つめ直すきっかけとなりカウンセラー自身のトラウマを解消することができます。トラウマを扱うカウンセラー自身が自分のトラウマ体験を扱っておくことはとても重要なことです。
![人間関係の中で受けた心の傷は、人間関係の中で治していく。](https://nishioreprocess.jp/wp-content/uploads/2020/04/p2.png)
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家族の中で身体的、性的、精神的なダメージを受けながら育つなど、機能不全家族の中で育つと、不健全な人間関係の築き方を身につけたり、自分が望むものではない自己イメージを植え付けられたりします。この心の傷が大人になってからも悪影響を及ぼし、その結果、本当の自分の力を発揮できない状態にいる人たちをアダルトチルドレンと呼びます。
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リプロセスリトリートは、30年以上セラピストとしてトラウマを抱えているアダルトチルドレンの治療に関わってきた西尾和美が、模索し作り上げた効果的な癒しの方法です。健康な成長の邪魔をしている心の傷を癒し、回復を目的とした治療法で、知識だけではなく、実際にイメージや体や感覚を使い、体、感覚、感情など、すべてに働きかけていくように総合的に系統的に構成されています。
ユニークなのは、「人間関係の中で受けた心の傷は、人間関係の中で治していく」というスタイルで、ワークショップなどでは安全な枠の中でセラピストや仲間とともにワークを受けることができます。グループですることも可能です。ただ、安全な場と安心できる人たちの中で癒しのプロセスは展開していきますので、セラピストのいない場で行われる時には、充分に配慮してください。
![リプロセスリトリートの開発経緯](https://nishioreprocess.jp/wp-content/uploads/2020/05/lp_rr_dev.jpg)
![リプロセスリトリートの開発経緯](https://nishioreprocess.jp/wp-content/uploads/2020/05/lp_rr_dev_sp-50.jpg)
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養成講座を受講するためには、以下の条件を満たしていることが必要となります。
(ア) 臨床心理関連の大学院修士課程以上(社会福祉、看護学、教育、医学などを含む)修了、又は在学中で、実習も含み10ヶ月以上のカウンセリングの臨床経験があること。
(イ)(ア)の条件を満たさない場合は、心理学、精神保健・社会福祉学、看護学、教育、医学系等の大学、短大、又は専門学校を卒業し、2年以上のカウンセリング実務経 験があり、西尾リプロセス心理臨床研究所の資格認定委員会で適切と認められた者。
(ウ) 倫理やトラウマ講座のコースを受講していること、又は西尾リプロセス心理臨床研究所の資格認定委員会で認める同等の知識があること。
(エ) 基本的なカウンセリング技術の訓練を受けていること。
(オ) 1回(6時間)以上、自分自身のリプロセスリトリートを経験していること。
(カ) 研修申請書(臨床経験内容などについて)を提出すること。
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